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【第六十三回 大正と汚職事件】

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    少し前に陸上自衛隊の贈賄事件が
    各所に波紋を呼んでおりましたが
    実は大正時代にも旧日本海軍の起こした
    大きな贈賄事件ありました。
    時は大正初期。
    まだ明治の「富国強兵」政策が
    根強く残っていた時代。
    日本の軍備を強化するべく
    欧州から武器やそれに纏わる
    機材を輸入しておりました。
    しかし小さいとはいえ一つの国の
    国防防衛費が関わる取引です。
    大きな利権が絡む事業故の弊害か
    無線電信局の納入をめぐる
    リベートの問題がある贈賄事件を
    引き起こしたのです。

    事件が発覚したのは大正3年(1914年)
    納入先の独国社員が贈賄の書類を盗み出し
    東京の支店に脅迫をかけたが失敗し
    報道通信社に書類を売却したが
    「脅迫未遂」として起訴されたことが
    きっかけでした。
    この事件で世間に対する海軍への不信は強まり
    当時の内閣は総辞職しました。

    コレが所謂
    「シーメンス事件」
    と呼ばれるものです。

    しかしそれから90年以上経った今でも
    似た様な事件が起こるというのは
    嘆かわしい事態ではあります。

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