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【第六十回 大正とバブル崩壊】

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    玄関にて履物を履こうとしたところ
    暗くて良く見えないので
    100円札の束を取り出し火をつけ
    「どうだ明るいだろう」といい放つ
    成金とそれに驚く芸者の絵・・・。

    この絵は教科書などに載っていて
    見たことが在る方も多いかと
    思います。
    これぞまさしく大正時代が生んだバブル
    「大戦景気」です。

    しかし奢れる者も久しからず
    不自然に膨大したものというのは
    当然崩壊の日を迎えます。
    その原因は第一次世界大戦終了後に
    起こった不況でした。
    つまりバブルの元になったものが
    消えたから景気も崩壊というわけです。

    先程紹介した100円札束の御大臣の逸話は
    山本唯三郎という実在の人物で
    大戦景気で船で財を成したそうです。
    当時の100円は今と違い
    10数万円の価値があったといいますので
    現在に換算すると数千万の札に
    火を灯した事になります。
    金に物を言わせた様々な奇行を
    行ったようですが、やはり景気崩壊後
    あっという間に築いた財産を食いつぶしたそうです。

    この崩壊は成金だけでなく、
    普通の人々にも暗い影を落とし、
    その後の昭和に至るまでの時期に
    不況の暗い影を落とすことになりました。

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