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【第四十一回 大正と台風】

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    九月に入ってから大型台風が
    上陸したりして各地に大きな被害を
    受けています。
    台風自体は大昔より夏から秋にかけて
    やってくるものですが、
    大正時代の台風は今よりももっと
    大変な被害をもたらしていたようです。
    理由として大きなものを挙げますと
    先ず、治水の問題が挙げられます。
    近代になり、あちこちで整備が始まるのが
    明治の末から大正にかけてでした。
    これらが終了するのは多くが昭和に入ってからであり
    治水というのは終えるまで何十年も掛かるもので
    大正時代はまだ治水自体が未整備のところが
    殆どだったのです。
    しかも治水の問題は単に台風だけでなく
    逆に水不足や渇水も起こったりする深刻な物でした。

    話題を元に戻しまして、最後に
    大正時代の大きな台風の被害を一つ上げておきます。


    大正6年(1917)9/30(10/1説もある)
    南方洋上で発生し駿河湾から上陸した大型台風が
    日本列島を縦断、東京、神奈川、千葉にも高潮が発生し、
    被害は東北地方にまで及んだ。
    折からの満潮と重なり、洪水や潮に飲まれる等して
    死者・行方不明者は全国に合わせて
    1300人以上にも上る大規模な災害を齎す。


    満潮時に上陸や東北まで北上等、先頃来た台風と
    重なるところは多々御座いますが、
    治水が不完全であった大正時代においてその被害は
    現在とは比較にならぬ程大きかった様です。

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