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第三回「帰郷」…最終話

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    郷里が近づいてきた。
    なぜだろう、どんどん力がみなぎってくる。
    周りの仲間も活気だってくるのがヒシヒシと感じられる。

    郷里が僕らをそうさせるのか、それとも本能なのか?

    僕らは故郷へ続く荒れた冷たい“川”を勢いよくさかのぼっていく。
    途中、僕らの帰郷を待っていたといわんばかりに
    爪を立て、むさぼり食う“月の模様”を持つ猛獣に襲われながらも郷里へたどり着いた。

    その時、僕らの成り立ちの全てがわかった。
    ここで僕らは“産卵”をして子孫を残さなければならないのだ…

    役目を終えた僕らは、力尽き息絶えた…僕の両親がそうだったように。

    <おわり>
    1 2 3 4 →次の少説

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